スタートアップのリーガルサポート その3(完)
投稿日:2017年3月6日
カテゴリ:事務所ブログ
起業直前と、起業直後。ただでさえ目が回るほど忙しい時に、経営者は膨大な量の契約書を締結しなくてはいけません。
新しく借りたオフィスの賃貸借契約から、取引先との契約、業務委託先との契約、雇用する人との間の労働契約や就業規則など労働法の周辺、そして出資等に関連する契約。それなのに時間がなく人手が足りない、十分な「守り」を取れない、という不安を持っているところに、「コンサルタント」を名乗るいかがわしい人間が入り込んできて、会社を食い物にしていく、という構図は非常によくあるパターンです。
特にスタートアップが急成長を始めると、「出資します」あるいは「ウチの会社に出資してくれませんか」などという話は多々出ててきます。資金調達として出資が非常に魅力的であることは間違いありません。しかし、ここも出資契約書をきちんと巻いておかないと、創業者の苦労が水の泡にもなりかねません。社債の発行、あるいは社債の引き受けになるとさらに話は厄介になります。
当事務所ではこのように、法律問題の塊を抱えているスタートアップの皆さまのお役に立てるように、企業様の規模や現状に応じた、柔軟な料金体系を準備しております。食い物にされてきた企業さんをたくさん扱ってきただけに、まじめで才能ある起業家には、そのような危機に陥ってほしくないという思いも強く持っています。
ご一緒に難くタッグを組んで、安定的な成長に向かって走っていければこれに勝る喜びはありません。お気軽にお問い合わせいただければと存じます。
■ 他の記事を読む■