顧問弁護士の選び方 その1

投稿日:2017年1月31日

カテゴリ:事務所ブログ

顧問弁護士と、顧問先の会社さんとは、長いお付き合いになります。お互いによく理解し合い、信頼し合えなければ、双方にとり不幸な結果になりかねません。

では、どういう点に注意して、顧問弁護士を探すべきでしょうか。ここでは、弁護士目線からでしかお話しできませんが、私たちの考えるところをお話ししていきます。

 1 話しやすい弁護士かどうか

 会社さんにまったく落ち度なくしてもめごとが発生することもありますが、時には、会社さんに何らかの落ち度があったり、社内での、大きな声では言えない不祥事が原因だったりすることもあります。そういうときに、包み隠さずに、全てを話せる弁護士かどうか。これが、第一のポイントです。

「こんなみっともないこと、弁護士の先生には言えない」「こんなことを言ったら馬鹿にされるのではないか」「呆れられるのでは」「恥ずかしい」と、お客様が相談を躊躇するようでは、良い顧問弁護士とは言えません。顧問弁護士には、どんな小さなことでも、気軽に話せる弁護士を選びましょう。

また弁護士としても、顧問先が、小さいことでも気軽に聞いてくださった方が嬉しいものです。それは、自分たちが顧問先にとってお役に立てている、その証だからです。(その2に続く)